事件とは
前回の続き。
離婚の原因となった事件は“お金”。
彼にはリボ払いやらカードローンやらで700万円近くの借金がありました。
まぁ、一緒にいてそれを全く知らずにいた私も悪いのだろうけど。
これが“私の”離婚原因です。
なぜ“私の”なのかはまた後で。。。
さて、順を追って…。
まず、元旦那には結婚前から借金がありました。
それは私も知っていた事。
その借金は、元旦那は誰にも言ってなく、彼の両親すら知らない話。
ただ、結婚の話が出た時に元旦那は借金の事実を家族に告白。
そして、両親やおばあちゃんが、借金なんか持たせて結婚なんてさせられないと、借金を埋めてくださったそう。
その後無事に結婚し、元旦那には借金がどれ程ダメな事なのか、ちゃんとお金の管理を自分で出来るようにと、二人の生活費は完全に折半して生活していました。
それに、今まで給料の全てを借金返済に充てていたようだったので、子供ができたり、お金がいるようになるまでは、少しくらいお小遣いとして自由にお金が使えるようにしてあげようとしたのもあります(結果、バカを見ます)。
そして、結婚から約一年半が経った頃のとある休日、元旦那のもとに一本の電話。
電話から聞こえる声は「〜〜法律事務所です。」などなど、一瞬で借金の話だと分かる内容。
電話を切ってから、今の電話なんやった?と、やんわり尋ねたら、ごめん。と。
あぁ。
お金だ。
こいつやりやがったな。
と、悟りました。
ただ、これがまた予想の斜め上を行く事になります。
その場で問い詰め、何にいくら借金があるのか書き出させました。
結果、リボ払いになっているカードや、ローン、銀行からの借り入れ、カードローンなど合わせて7ヶ所からの借り入れがあったと思います。
それが合計約700万。
結婚前には借金がチャラになったのに、一年半で借金700万ってナニゴト?となりますよね。
この借金は大きく分けて2つの事件に分かれます。
まず1つ目の事件は、借金の中でも一番大きなローンだった、330万円程のブライダルローン。
それは遡ること約一年前。
結婚式を挙げた際、彼は銀行でブライダルローンを組みました。
私は自力で払える金額だったので全力で止めましたが、新婚旅行(これも私が払える範囲)も行くし、何かあったら困るからと粘る元旦那。
結婚式の費用が前払いだったのもあり、結局私が折れ、ご祝儀を頂いたらすぐに一括返済するよう約束をしました。
そして結婚式が終わり、ご祝儀などのお金をきっちりローンの金額と合わせて彼に持たせ、「ちゃんと返してきてね。」と一人送り出しました。
一人でやらせる事で、きちんと自立した意識を持たせないと、と言う教育のつもりで。
そして帰ってきた元旦那に「ちゃんと返してきた?」と聞いた時、「ちゃんと返してきたよ^ ^!」との返事があり、ブライダルローンは終了。
そして1年後、そのブライダルローンが丸々残っていたのです。
…?
なんで???
なんで???
返したんでしょ?????
そう。
元旦那は私が持たせたご祝儀を自分の口座に入れただけ。
返済の手続きなんてしていませんでした。
元旦那は私が持たせたお金を一年で使い切って、ついに首が回らなくなったという訳。
ご祝儀泥棒とはまさにこのことね。
完全に騙されたYO!
騙された衝撃もつかの間、その他に同等額の借金があるのはナゼ?となったよね。
これがもう1つの事件。
こっちは簡単。
昔からあった借金です。
ん?
家族が埋めてくれたんじゃないの?
となりますよね。
私もそう思いました。
彼は私だけじゃなく、家族にも嘘をついていたのです。
彼が家族に打ち明けた借金は全額ではなかったということ。
恐らく実際にあった借金の金額からは大幅に減額した金額を家族に申告していたと思います。
そして元旦那の家族は彼の自己申告した借金の返済に走り、元旦那以外の全員が、借金がキレイになくなったと思っていた訳です。
私は最初、元旦那の家族もグルで、借金は本当はもとからチャラになんてなってなかったんじゃないかと疑っていました。
が、その後私が元旦那の実家に乗り込んだ際、どうも違うな、みんなこいつ(元旦那)に騙されてるなと気付くことになります。
まぁ、お金の話は大体こんな感じ。
あとは離婚に向けて進み始めた3ヶ月間の話ですが、これはまた次回に。
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